KOBEビエンナーレ2011

9月 27th, 2011 by admin

10月1日から、11月23日まで神戸ビエンナーレという芸術祭が行われます。
misoは、協力会社として”gathering”という3人のグループの
手伝いをさせてもらってます。
この設営のため、はるばるアメリカから2人の建築家がやってきました。

神戸の旅館に泊まりながら、学際のようなノリで毎日
日焼けしながら作業進めてます。
一人は、アジアにも日本にも初めてやってきたので、
見るもの食べるものが新鮮で、特にお風呂上がりの浴衣がお気に入りのよう。

今回のプログラムは、ストローを使って、すべて手作業でパビリオンを
製作していきます。

僕たちの会場は、ポーアイしおさい公園という港にあります。
神戸のハーバーランドが見渡せる景色と風が気持ちいいロケーションです。
夕日がとても綺麗なので、夕方に来られることお薦めです。
会期中、神戸にお越しの方は是非、ご覧下さい。

KOBE Biennale 2011

LIVING&DESIGN

9月 13th, 2011 by admin

明日9/14から9/17まで大阪南港のINTEX大阪の2号館で
LIVING&DESIGN展というインテリアをテーマにした企業の展示会が
開催されます。
今回、Wood Arrangement という”日本の木のしごと”を
テーマに集まった5社の共同ブースのデザインを
silentのオリバーというプロダクトデザイナーと共同制作させて頂いています。
木の温かみや特質を活かしたデザインを考え、視覚的だけでなく、
ブース内で木の香りがするような仕掛けもして、少しでも多くの
人に木の素晴らしさを知ってもらうべく、前日のセッティングぎりぎりまで
クライアントと『あーでもない、こーでもない』と調整してきたので
きっと素晴らしい展示ブースになってると思います。

他社のブースや製品も大変興味深いものばかりですので、
是非関西の方は、お越し下さい。

INTEX OSAKA 2011

夏の終わり

9月 10th, 2011 by admin

台風が過ぎ去って、
急に涼しくなってきて夏の終わりを感じます。

今夜は、庭師のYUJIさんとセリーヌというスイス人の家に招待され
友人が集まっての晩ご飯に招待されました。
京町家を2人のアイデアで色々とアレンジした内装がとても素敵です。
セリーヌは陶芸をやっていることもあって、自分で作り出すのがとても
大好きで、居間の座布団もお手製です。綺麗な色です。

照明器具も、日本の折り紙に魅せられ、オリジナルで製作したもの。
日本的でありながら、日本人がなかなか思いつかないアイデアが
彼女のヨーロッパ的なフィルターを通すことによって生まれる発想が
とても刺激的で不思議で、おもしろいです。

今夜の料理も、彼女のスイス手料理です。

食後はみんなでYUJIさんが少しずつ手を加えている庭で
まったり、、、
庭いいです、、、。季節を庭で感じれるなんてこんな贅沢な事はありません。
風が通って気持ちいいです。

電気の灯りではなく、ろうそくの炎の灯りが安らぎを与えてくれます。

食器はセリーヌの作品です。

ちょうど今日は、仕事仲間でもあるオリバーの誕生日でした。

HAPPY BIRTHDAY OLIVER!!!!

素敵な夏の終わりの夜でした。
やっぱり土に近い一軒家はいいな、、

広島現代美術館での展示のお知らせ

9月 6th, 2011 by admin

9月17日から10月10日までの約1ヶ月間、
広島現代美術館のパブリックスペースで
僕たちの作品が展示されます。
青山のスパイラルで展示した、S.O.N.名義での
作品(Game of space)の進化バージョンの展示です。
今回は、フリースペースで自由に子供達の遊具になって
くれればなと、、もう最後には、ぼろぼろになってるぐらい
おもいっきり遊んでもらえればと思います。

広島現代美術館という素晴らしい場所で
どういった展示コラボになるか今から楽しみです。

会期中は、オノ・ヨーコさんの企画展も開催されているので
是非、中国地方の方や広島に行かれる方は、
立ち寄ってみて下さい。

広島現代美術館 MOCA


木の価値

9月 4th, 2011 by admin

台風直撃の中、
奈良県の吉野山にある徳田銘木さんの工場に見学と
展示会場に使用する木材の選定に行ってきました。

桜で有名な日本で有数の林業地『吉野』の山中深くに黒滝村に
自然木3万本の在庫のある倉庫件、ショールームです。

銘木とは、
和風建築や数寄屋建築の重要な部分を構成する材料として使われる
高価で希少価値のある用材ですが、
はてさて、その値段が気になりますよね、、
形状、木目、材種、色など、誰が見てもこれは高価だろうな、、と
思いますが、はたさて、それがどのくらいの価値があって、安いのか
高いのか、、??

銘木と呼ばれるものには、決まった値段はないそうです。
木は、100万にもなれば1000万にもなるとのことです。
ある人がこれは、500万ぐらいだろうと思って、これはいくらですか?
と聞いて、これは100万です。と答えたら、その木とその人の価値基準を下げてしまうことになる。これは、500万ぐらいだろうと思って、1000万円ですと
言われれば、その木とその人の価値基準を上げるということになる。
だから、本当に購入する気がない僕が、ふとあの木はいくらですか?と聞いても
値段はないですと言われます。
それは、僕が、その木とちゃんと向かい合い、価値を与えていないから。
どうゆう意図で、どのような建物で、どのようにその木と歩んでいきたいのか、
その木は、本当にその人の価値基準にふさわしいのかで判断されます。
その木にその人が100万を高いと感じるか、1000万を安いと感じるか、、
すごい世界ですよね、、

僕は思います。
木というのは、生命です。
呼吸もします。歳もとります。伸縮もします。
木を購入するというのは、その木と今後向かい合う時間と
その木が今まで生きてきた時間を買うようなもの。
時間に値段はないと言われれば、納得ですよね。
僕にとって、1日の値段はいくらなのか?
この木にとって、何百年はいくらなのか?

もっともっと木について勉強して、経験を摘んで
”見る力”を養わなければ、本当の木の価値を見いだすことは
できないように思います。

収穫

9月 1st, 2011 by admin

今年もすくすく育った大豆の収穫です。
去年は、この時点ですでに虫食いが酷かったですが
今年はまだ大丈夫!!
束にして軒下に吊るして乾燥させていきます。
今年は、味噌まで行きまっせ!!

豆の出来もチェック!!

少しばかり、豆を剥いて、、、

塩ゆでにしてみました。

めちゃくちゃおいしいです、、
大豆の甘みと塩の素朴なハーモニーが、、
大地のめぐみです。

RADIO

8月 28th, 2011 by admin

今週の火曜日の午後3時半頃からKBS京都のラジオ番組に出演します。
トークフル・スイングというコーナーです。
人から人への紹介で、毎週、話し手が変わっていき
最後に思い入れのある曲をリクエスするという音楽番組です。

今回は、京都在住で写真家の八木夕菜さんからのご紹介です。
misoの活動や、海外の体験談などををする予定です。

京都在住の方は、是非聴いてみて下さい。

番組表:音楽わいど

PIZZA

8月 21st, 2011 by admin

岡山に行ってまいりました。
岡山には、心温まる友人とその旦那さんとその家族が
住んでいてよくお邪魔してます。
その友人夫婦は、岡山でパン屋を経営し
旦那さんは、仕事でパンを焼き、休日ともなればロッククライミング
に出かける自然を愛するナイス旦那です。
その旦那さんの生家は、田んぼに囲まれている素敵な所にあります。

その旦那さんのみっちゃんが、
手作りの石釜でピザを焼いてくれました。
BBQと併せて野外でピザパーティーです。
実家の農業で使用するフォークリフトを利用した
可動式ピザ釜。
画期的!!

釜に火をいれていきます。

生地もソースもすべて手作り。
なんて贅沢な、、、、

ピザ投入。

石釜で焼くことにより直火と遠赤外線によって
外はぱりっと、中はふっくら焼けるそう、、

おいしくないわけがない!!
焼きたてで、野外で、ビール飲みながら、、
おいしくないわけがない!!

みっちゃん、さとちゃん、家族の方々、
ごちそう様でした。

是非、みなさんも岡山に行かれた際は、
卸売市場ふくふく通りにある『てづくり工房あおぞら』へ行ってみて下さい。
天然酵母のパンとナイス夫婦な出迎えてくれるはず、、
パンすごくおいしいですよ。

Alvar Aalto

8月 11th, 2011 by admin

何十年も愛され、味わい深くなるまで使いに使いこまれる空間や
建物はどうやって設計すれば良いのか?
空間や建築の追究は、そこにあるように思います。

奇抜さや斬新さも私達の目を楽しませませますが、
人が心地よさを感じる優しい空間や建築がたくさん増えれば
世界はもっと豊かになると思います。

今回の旅の集大成、ずっとずっと訪れてみたかったAlvar Aaltoの住宅の
断片を今回の旅行記の最終回としたいと思います。
内にいるのに外にいるような不思議な
森の中にいるような優しい建築でした。





今回の旅で、
人も建築も、自然に近い方が優しくなれるような気がしました。
森の国フィンランド。
また来てみたいです。

FURNITURE

8月 4th, 2011 by admin

家具や照明器具は、本当に内装にとって重要です。
良い家具達は、時に緊張感を与え、時にやわらかさを与え、
何よりもその空間に心地よさを与えます。

常識レベルの人間工学に基ずく寸法はもちろんとして
ではでは、はてさていい家具とは?

名作家具と呼ばれる巨匠先生方の家具は、
もちろん素晴らしいですが、決して
名作でなければいい家具ではないんて事はないと思います。

何気ない駅のベンチや、ちょっと無骨な手作りの家具だったり
がなかなかいい家具だな、、、なんて事もあったり、、

もちろん百人十色の好みの違いがありますが、
万人に愛されるような基準の様なものはあるように思います。
その基準をうまくツンツンと付いてくるHelsinkiの家具達の紹介です。
あくまでもmiso基準ですが、、、

今回のHelsinki家具大賞は、こちらのチーズスツールです。
何気ないマーケットのチーズ屋さんのチーズショーケースの前の
チーズスツール。茶目っ気たっぷりのおいしいそうなスツール。
こんな家具に出会うと幸せな気分になります。