Archive for 6月, 2011

長野

月曜日, 6月 20th, 2011

僕の人生において、とても重要な思い入れのあるPROJECTが長野県で始まろうとしています。
クライアントになる彼は、僕の大親友でアメリカで出会ってからもう14年のつきあいが続いてます。どんな形になるのかまだまだ手探りですが、彼のために僕が手助けできることがあればこんな幸せな事はありません。

長野到着です!!久しぶりの夜行4列シート。昔、よくお金ない時に夜行バスで東京まで行ったな、、と懐かしく思いつつ、なかなかのハードな旅路のわりに早朝から元気です!!

自然とうまく調和のとれた街並が素敵です。

薪を積んでいる家も数多くあります。
寒い地域での暖の取り方は生活においての重要なデザイン要素です。

山深いですね、、

彼の実家は、古き良きテーラーです。
使い込まれたミシンがかっこいい!!

お母さんが郷土料理の竹の子汁の準備です。

サバ缶を入れるんですよ!!
竹の子も山で採れたばっかりでシャキシャキ。
すごくおいしいです。

さあ、、今年は長野通になりますよ。

月曜日, 6月 20th, 2011

長野出張の折、気づいたこと。
燕が多い!!
燕なかなか見なくなりましたよね、、
低空飛行で飛んで行く、しゅっとした容姿の燕かわいいです。

軒先で見つけた燕の巣。
燕の雛鳥、かわいいすぎです。 頭の羽毛が、、、(笑)

石水院

日曜日, 6月 19th, 2011

自分が尊敬する人や影響を与えるその人が尊敬する人や影響を与えるものが気になるのは僕だけじゃないと思います。
先日、尊敬する京都出身の建築家の白井晟一氏の展示に行った折、氏が常に敬愛している建物が京都の山奥にあるとの記述があり、もう、気になって気になって、、
早速、その空間を体験しに行ってきました。

京都は北部に位置する高山寺の石水院がそれです。

山深い参道を登ります。
脇道には、せせらぎの水の音が清涼感を演出します。
どんどん登ります。

院が近くづくに連れて、石垣が見え始めます。
石水院というだけあって、石の質感と水の音が重なり合う
アプローチがたまりません。

到着!!
門構えも素敵です。

水の音、緑の色、そよ風、山の匂い、まさに五感で感じる空間です。
外部でもなく内部でもないこの中間空間は今までに経験したことの
ない瞑想空間です。

紅葉の時期には、辺り一面の紅葉が咲き乱れるそうで、
金具のDETAILも紅葉模様?

廊下の板張りのDETAILもこだわってますね、、
いい建築は、本当にDETAILも作り手の魂がこもってますね、、

自然をうまく取り入れたこの寺院は、
本当に細かくいろいろな事が計算されている素晴らしい建物です。
ここにかの白井晟一さんも幾度となくこの場所を訪れ、思案にふけった
と思うだけで感慨深いです。
いい空間を体験することによって見えてくるいろいろな事が
本当に勉強になります。