京都の三十三間堂で毎年行われている”通し矢”という
弓引きを観にいってきました。
ちょうど最近、オイゲン・へリゲルという博士が書いた
”弓と禅”という本を読んでいたので、弓道に興味津々だったので
いい機会に恵まれました。
(この本は、スティーブ・ジョブズの生涯の愛読書だったとか、、)

その本によれば、弓を引くのには、卓越した人であれば
力はほとんどいらず呼吸で弓を引くということや、
深く禅と関係があることなどなど、、
弓道には本当に興味深いことがたくさん詰まっています。

この弓引き初めという儀式には、成人した弓道段者による
一人2本の矢で的を狙うというものです。

こんなにすごい人が弓道を習っていることにびっくりです、、
それにしても女性も多い、、(時間的に女性の部でしたが、、)

弓の造形がすごく綺麗でした。
弧を描く瞬間の張りつめられた緊張感が形に現れます。

成人の部の初々しい感じもなかなか見応えありますが、
やはり師匠クラスは、さすがに迫力ありです、、

呼吸が聞こえてきそうな、、
ものすごい集中力でした。 
力強くて、綺麗な儀式でした。日本の文化素晴らしいです。

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