品質主義

現場の帰りにふと立ち寄った尾道の商店街に、かなり熱いバイヤーの人に出会いました。センター商店街の中程に構える彼のセレクトショップは、こだわりすぎのセレクトアイテムがいっぱい。
彼は服の品質にこだわるあまり、服のメンテナンスが気になり、
洗剤の品質にこだわり始め、最後は洗い流す水まで気になると、、、彼の店には、彼の目利きによる服から洗剤、はたまた水、生活品まで扱うこだわり満載のセレクトアイテムが並びます。
そんなこだわり100%のバイヤーの接客は、やけにリアルで説得力がありました。
彼は語ります、『ネット全盛の世の中やかこそ、人が見えた接客をせなあかんのじゃけー!』
人と人とのアナログなコミュニケーションによって、その人の好み、体型、用途、また季節、流行、を把握してお客さんに始めて商品を勧められる。それには、まず勧める側がその商品の本質からメンテナンス、はたまたそ先にあるお客さんの生活までを見えておかなければいけないと。そういう意味で、本当の接客ができる人間が減ってきたと、、
モノの本質を見る、知ることの重要性。そのモノの先にあるメンテナンスまで考え抜かれたこだわり。
内装の設計、家具の設計においてもすごく重要なことだと思います。
僕もmisoとしての品質(こだわり)を構築して、その空間を体験する人まで考え抜かれた空間を設計していきたいです。
尾道に行かれた際は、是非商店街を歩き、店の前に洗剤を置いてある服屋に立ち寄って見て下さい。

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