湖畔の散歩 -Tegeler See-
授業のあと、ふと思い立って、Tegeler Seeというベルリンで2番目に大きな湖に行ってきました。(Seeはドイツ語で湖)というのも、今年のベルリンは異常気象で、11月というのに10℃以上もあり、いまだ太陽が燦々と照っているのです!通常は、10月の頭から3月まで空は暗く、雨や雪が降り続くんだそう。長く厳しい冬がもうそこまで来ているので、この陽気もつかの間。そんなこともあって、日中はできるだけ外で太陽を浴びたくて授業中もうずうず〜。
実は、ベルリンにはあちこちに湖があります。街のド真ん中から、地下鉄でちょっくら湖に行けるのです。途中でサンドイッチを買って、遅いランチを湖畔でとることにしました。
新しい人達に出会うことはとても楽しく刺激的なこと。でも、それが続くとどうしても疲れてしまうので、その隙間に、自然の中でゆっくり自分自身と過ごす時間を差し込みます。一人でぼーっとするのが好きなので。
みんなが思い思いに湖でのひなたぼっこを楽しんでいます。太陽の方を向いて、目を閉じてじーっと座っている人たちがたくさんいました。イグアナが岩の上でじーっと日光浴をしてるのと同じに見えて、人間も動物だな〜と思いますね。
この鳥達、(白鳥のメス?オス?)実際に見ると、意外と大きいんです!つぶらな瞳がかわいくて、思わず頭をなでたくなります。
あまりの美しさに息を飲む瞬間が、今日の午後だけで何回あったことでしょう。やっぱり自然の美しさにかなうものはないなぁ。
大学生の時に出会った言葉を思い出しました。
“Life is not measured by the number of breath you take, but by the number of moments that take your breath away.”
人生は、ただ長く生きれば良いというものではなく、ハッと息を飲む瞬間(感動)がどれだけあるかが肝心だ。
美しい街の、美しい季節に感謝です。