果物パラダイス@トルコマーケット

先日、友人の住むクロイツベルク地区に行きました。クロイツベルクは、トルコ人をはじめ、たくさんの移民が住んでいるエリア。多国籍な雰囲気が、私の住むエリアにはないものなので、とても面白い。

そんなクロイツベルクは、最近家賃が高騰しているエリアです。壁の崩壊後、アーティストやライフスタイルに敏感な若者達は、旧西側から東側のミッテへ。ミッテの家賃が高騰すると、ミッテを少し北上したプレンツラウアーベルクへ。そして、彼らがプレンツラウアーベルクで家族を築くようになると、アーティストや若者たち、流行地点はミッテを南下したところにあるクロイツベルクへ。そして、今クロイツベルクではお店のOPENラッシュ。友人曰く、オーナーの個性が光るカフェやバーや小さなお店が毎週のようにOPENしているとのこと。それと同時に家賃も高騰し始めていて、これまであまり治安がよくないと言われていたノイケルンというエリアにも少しずつ流れていっているそうです。

20年前まで社会主義の元で生活していた東ベルリンの人々には『家賃』という概念がほとんどありませんでした。壁崩壊を機に急な発展を遂げたため、家賃が高騰。とはいうものの、日本の家賃に比べるとまだまだ安いのですが。一先進国の首都として、色んな意味で類い稀な歴史を歩んできた街なんだなぁと改めて思います。

クロイツベルクの大通りを1本入ると川や運河が流れていて、とても穏やかでのんびりした空気。

この運河沿いで、毎週水曜と金曜にトルコマーケットが開かれます。トルコ人のおじさんたちの威勢のよいかけ声が響き渡っていて、その喧噪はまるでトルコの市場にいるみたい。

トルコのパン屋さん

トルコのパンはむっちりふわふわしていて美味しい〜。ドイツのずっしりとしたパンも、もちろん美味しいのですが、時々むぎゅふわ系の食感のパンが食べたくなるのです。

奥の方に見える、少し黄色っぽいパン、わかりますか?”フェタチーズとほうれん草のパン”、塩っ気がちょうどよくて、むちむちふかふかしててとっても美味しかった!イスタンブールでは、右手前に見えるリング状のパンが路上でよく売られているのを見かけました。トルコのパン、好きです。

糸やボタン、布地屋さんもズラリと並んでいます。衣料品の生産世界2位のトルコならでは。

柿は1キロで約200円!試食もさせてもらえます。お買い上げ〜。

ざくろ

栗の季節ですね♪日本の栗とは違うだろうけど、栗ご飯作ってみようかな

大きなマンゴーは2つで1ユーロ。丸のまんまのパイナップルも2つで1ユーロ。朝食に果物は欠かせないので、マンゴー、”Satsuma”という名前の日本のみかん(カナダでは、”クリスマスオレンジ”と呼んでいました)、柿、トマト、茄子を買ってきました。お店のおじさんが最後にみかんをポンポンっとおまけで袋に入れてくれました!実は、いちじくが目的だったのですが、いちじくの季節が終わりに近づいているのか、もう置いているお店が少なくてスーパーで買うのとあまり変わらない値段だったので断念。

よく見極めないと、安くてもあまり新鮮そうではない野菜や果物もあるので、常連っぽい主婦らしき人達が群がってるお店を選ぶようにしています。コンポートやジャム用に大量の果物が欲しい時なんかは便利ですね。マーケット特有の活気の中での買い出しは、英語があまり通じないトルコ人のおじさん相手にドイツ語も練習できるので一石二鳥〜♪

 

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