What is about design? part 2

前回、デザインについて語るというブログテーマの際、
何人かの方から好評をいただいたので、
2012年度版もやっちゃいます。

デザインとは?

これは、デザイナーと呼ばれる職種の方にとっては
命題のようなものです。
時にデザインが不用な時もあり(自然のそのままの姿の方が美しいなど)
逆にデザインがすごく重要なこともあります。

今回は、デザインというものが作用する素晴らしさについて。

妻が度々、僕の身の回りの使い古した衣類などにクロスステッチ
を施してくれます。
そこにデザインがひとつ加わります。

機械生産された既製品のモノが、世界にひとつだけのオリジナルに
生まれ変わります。

すると、そのなんでもなかった服などに急に愛着が湧いてきます。
長く大事に使っていきます。
季節ごとにどんどん新しい服を買うことが少なくなってきます。

その服を永く着たいので、あまり体型が変わらないように
健康的な食生活や運動を心がけるようになります。

たったひとつの小さなデザインが僕の生活を変えます。

これがデザインの素晴らしい作用だと思います。
”想い”があるデザインは、モノに命を与えます。
そしてデザインとは、
使い手の生活やそのデザインを通して見えてくる姿やその先まで
“想像/創造”できてこそデザインだと思います。

素晴らしい”想い”のデザインが生活に増えれれば、
もっと心地よい社会に変わっていくと思います。
このような時代だからこそできる”デザインの力”があると思います。

僕はそのデザインの力に期待しています。

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