Organic cotton

現在、参加しているプロジェクトの共同会社さんの
オーガニックコットンの工場見学をさせてもらうことになり、
先日、大阪の阪南の工場にお邪魔しました。

大正紡績というオーガニック繊維素材メーカーです。
大正紡績さんは、単にオーガニックな繊維を作り上げるだけではなくアパレルとの
商品開発や独自性のある商品販売も行っているすごい会社です。
例えば良く聞くところの45rpm、リーバイス、ISSEY MIYAKEなどの
アパレル企業も大正さんとのコラボレーションで商品が実現している
とのこと。
大変、お忙しい中、僕らのプロジェクトチームだけのために
ツアーを組んでくれました。ありがたいです。
(こうゆう仕事の特権です)

今回は、糸が出来上がるまでの工程順に工場を案内してもらいました。

まずは、原料となる綿の貯蔵庫です。世界各地の綿産地から輸入されています。
ひとつのブロックが約200kgだそうです、、綿に潰されます。すごい光景。
世界中の綿に囲まれいるのは、なんだか不思議な感じです。

原綿をほぐします。手作業で重さを計りながらコンベアーに原綿を投入して
いきます。ほぐしながらゴミなども取る工程です。

洗濯機のようにぐるぐる回します。

綿の繊維を平行に揃え、重ね合わした束を引き延ばします。
綿飴を伸ばすような感じ??かな


綺麗ですよね、、すごい柔らかいですんよ!!
この状態の繊維をスライバーというそうです。

そのスライバーを引き延ばして、撚(よ)りをかけて粗糸を作ります。

更に粗糸を引き延ばし(20倍に)、撚りをかけた上で糸の完成です。

必要量のチーズといわれる状態にして出荷準備です。ネーミングがかわいい。

綿の産地や種類によって、同じ綿でも全然違う色の糸ができあがるのです。
染色も糸の性質によって配色なども変わったり、本当に職人の経験と知識が
要するすごい技術生産です。

実際に、こうやってオーガニックコットンの生産を垣間見ると、
自分が身につけているものや、オーガニックコットンに対しての考え方が
全然変わりました。僕らのプロジェクトでも、このオーガニックコットンを
使った素晴らしい商品が生まれるはず!!今から楽しみです。

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